インタビュー Vol.81
 

出演者勢揃い!自粛生活とLOVE SONG...

エリック・フクサキ|川島ケイジ|沙央くらま|日野真一郎|宮澤佐江|夢咲ねね|LEN|園田涼

 

自己紹介をお願いします。

エリック:
音楽のルーツは演歌です。演歌歌手を目指して日本にやってきて、ペルーから来日してシンガーソングライターとして21歳で8年間アップフロントに所属し、去年の2月にフリーランスになっていまは一人で頑張っています。

川島:
和歌山県出身のシンガーソングライター川島ケイジです。20代の頃からロックバンドをやっていましたが、4年前にユニバーサルミュージックからメジャーデビューしました。最近は大人の雰囲気でバラードを歌うことも多くなりました。僕の生まれた町は南高梅の産地として有名なところで、今は地元のふるさと大使も務めさせていただいています。梅が大好きな方は僕に言っていただければ美味しい梅をご用意します!(笑)
 
沙央:
2年半前に宝塚歌劇団を卒業しました。17年間男役をやっておりましたが、現在は女優として、ミュージカルや映画、ラジオのパーソナリティをしたり、美容セミナーなどもさせて頂いております。皆さんと9月にご一緒させていただけることを今からとても楽しみにしていま〜す!

園田:
今回、音楽監督を務めさせていただきます。もともと僕はソノダバンドでデビューしたバンドマンだったのですが、そのあと解散して現在はひとりのピアニストとして演奏活動をしながら、ちょっと売れっ子ミュージシャンになりました(笑)。よろしくお願いします。

日野:
ル ヴェルヴェッツのメンバーでテノール担当の日野真一郎です。グループ結成して12年目になりました。普段は男4人でクラシックを中心に歌っているので、こうして色々なジャンルの方とご一緒できること嬉しく思います。コンサートは9月に延期開催になりましたが、皆さんに会えるのを楽しみにしています。よろしくお願いします。
 
宮澤:
私は15歳から25歳までAKB48グループに所属していました。卒業して4年になり、最近は女優業やバラエティなどにも出演させていただいたりしています。歌のコンサートに出演するのは初めてで、今回、素敵な皆さんとの出逢いをいただいたので、9月に延期になりましたが、ご一緒させていただけることが嬉しいです。精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

夢咲:
娘役として、宝塚歌劇団を5年前に退団しまして、現在はミュージカルや舞台を中心にお仕事をさせていただいております。早く皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いします。

LEN:
僕はpiano man LENと申します。日本には9年前に来日しました。きっかけは韓国ドラマ『シークレットガーデン』の挿入歌を歌ったことがきっかけです。日本の1970年〜80年代の音楽が好きになり、特にさだまさしさんの歌が大好きで3年前にデビューアルバムをリリースして現在は日本を拠点にシンガーソングライターとして歌っています。
 

この約2ヶ月間、人生でいちばん長いお休みになったのはないかと思います。モチベーションをキープするのに、どのようにメンタル・トレーニングをされていらっしゃいましたか。

エリック:
メンタルトレーニングというより全部ひとりでやらなくちゃいけないので、まず、洗面所のお掃除から1日が始まります(笑)。時間ができた分、掃除でお部屋がきれいに片付くことで、物事が自分的にオーガナイズされてきて、それが音楽創りにも影響して、音楽がスムーズに創れるようになりました。お料理もするようになりましたし、イラストレーターでパンフレットを作ったり、あとはお部屋の内装をしたり、棚やベッドをパソコンの3Dでデザインして、木材を買ってきて造りました。もはやカーペンターですね(笑)本業は歌手です!!(爆笑)


川島:
YouTubeで色々なトレーニング動画を見ながら筋トレをしたり、バレエ・ダンサーの方がやっているストレッチ法を取り入れたり、公園の鉄棒で懸垂をしたりして身体を鍛えていました。

沙央:
今回のメンバーの何人かと調度自粛になる直前の取材で出会い、それがご縁で、全然外出できなくなった中も、エリックと一緒にインスタライブをしたりと、人と会えない時間にこそ生まれる絆などを深める時間ができました。もちろん大好きなお料理もしたり、その他、美容関係の開発のお仕事をリモートでしたり、パソコンに向かう仕事に集中しすぎて腰を痛めたりしながらも(笑)、この貴重な時間を有効に使おうと思うと色んなことができることに気がつき、学びの時間として。意外と忙しく過ごしています。


(出典:沙央くらま Official Instagram)


園田:
時間がこんなに余ることは経験がなくて、今までやりたかったけどやれなかったことに挑戦してみようと思い、僕はもともとジャズピアニストで、大人になってから数回ほどしか、クラシックを習ったことがなかったので、家でショパンやベートーベンの曲を練習をしたり、見ていない映画のDVDが50本ほど溜まっていたので、ひたすらそれをみまくっていました。特に『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンが可愛すぎて死ぬかと思いましたー(笑)

日野:
僕はお休みという感じはしていなくて、今まで時間がなくて挑戦できなかった個人のYouTubeチャンネルを開設したり、振動がないのでマンションでもできるというヒート(HIIT)というトレーニング方法を取り入れて自分を追い込んでみたり、もちろん発声練習の充実やピアノを弾く時間も増やしたりと、長い時間ファンの人にも会えないので、自分磨きの為の時間に充てようとモチベーションを保ってやっていました。

宮澤:
私は、1年間芸能界を休業していた時期以来の長いお休みになりました。休業中の1年間は外出しても構わなかったですが、今回はSTAY HOMEということで、両親とこんなに長い時間一緒にいたのは初めてでした。普段なかなか感じられなかった家族のあたたかさに触れ合える貴重な時間でした。
それから、我が家のペットが今まで私に全然なついていなかったのですが、この2ヶ月間で私と一緒にお散歩に行ったりしてくれるようになって、4年かけてやっと私になつくようになり、それが私の心の癒しになりました(笑)


(出典:宮澤佐江 Official Instagram)

夢咲:
普段あまりテレビを観ることがなかったのですが、動画配信とはNetflixとかAmazon Primeなどを観て、韓流ドラマ『愛の不時着』を見てすごくハマってしまって、そこから韓流ドラマにハマり、実はこのまえ『シークレットガーデン』も観ていたので、まさかその歌を歌っているのがLENさんだとは、ビックリしました(笑)。LENさん素敵な歌をありがとうございます!!


LEN
ありがとうございます(笑)。今まで、日本で活動しているときは忙しくて、自分のことを考える時間がなかったので、いま韓国にいて、自分の今までの動画を見て、反省したりしながら改善することを勉強したり、あとは曲作りをしたり、毎日、スキルアップのためのトレーニングをしています。
 

ツイキャスやインスタライブ、Zoomライブなど、様々なツールでお自身の音楽をネット配信されていらっしゃいますが、その手応えはどのように感じていらっしゃいますか。エリックさん、川島さん、沙央さん、園田さん、日野さん、LENさん、園田さんにお話を伺います。

エリック:
もともと、インスタライブはやっていなかったので、初めてのチャレンジです! 2年前に僕は体調を崩してしまい、ペルーの実家に帰っていた時期があるのですが、とても辛い時期があった時に南米のヒット曲で「Color Esperanza」(訳詞:エリック/希望の色)のことを思い出して、この曲を聴いて救われたのです。それで、僕が日本語で詞をつけてみて、それをFacebookやInstagramにアップしたら、一気に広まって、南米で注目され、それがきっかけで南米の人たちと繋がることができて、SNSの威力って凄いな!!って思いました。日本もSTAY HOMEですが、南米は自宅から40日間外出してはいけないという法律になっているので、みんなディスコとかで遊べなくなって、心の痛みやストレスをどうやって和ませてあげればいいのかを考えたりして、僕の音楽がみんなを少しでも元気にできるのであればという気持ちで、ほぼ毎日インスタライブをやっていますね。少しずつ視聴者も増えてきていますが、お客さんとシンガーという感じではなくて、みんなが同じ目線で、いまのこの大変な状況を乗り越えていこうと頑張っているのが伝わってきて、みんなファミリーのような感じを受けるんですねー。インスタを通じて、色々なジャンルで活躍されているひとたちとの繋がりが音楽というツールで繋がって、自分のマインドがちょっとスイッチした感じが良かったです。

 
川島:
僕はマホキャストという音楽動画配信サイトで、毎月1回ライブを生配信しています。昨年12月のクリスマスライブで初めてマホキャストさんとご一緒したのがきっかけです。正直その時はまだ、そんなに配信に興味がなかったんですが、この3月以降、次々とライブが中止や延期になってしまって、配信を通して積極的に歌を届けていきたいと思うようになりました。現場ではちゃんとソーシャルディスタンスを守り、換気の時間を設けたり対策をとりながら、許可を得て演奏しています。ファンの方にも喜んでいただけて、今こうやって音楽を届けたりコミュニケーションがとれることがとてもありがたいです。
それと同時に生のライブの有難さも凄く感じていて、早く生で届けられる日が来ることを願っています。


沙央:
こんな時期だからこそ音楽やエンターテインメントの力は大きいですよね。弟がボストンでオペラ歌手として活動しているんです。それもあり、海外と繋がりを感じながらできることを歌で発信できたらとインスタライブをしたり、その他、元宝塚の仲間やアーティストの友達と一緒にインスタライブをしたりしていました。また、ファンクラブのファンミーティングもYouTubeの生配信で、ファンの方々はパソコンで見るという形でしたが、無料配信とはまた違うコンテンツで色々と発信を考えたり、「voicy」という声のアプリがあるのですが、パーソナリティをさせていただくことになり、こうして離れていても色々な人との繋がりで自分も救われ、新たな出逢いもあり、嬉しいですね。こんな状況の中だからこそ沢山の方々に救われ、貴重な時間を頂いているなと思っています。


(出典:沙央くらま Official Instagram)

 
園田:
僕はツイキャスというアプリで配信をし始めました。もともと自分で生配信するのが恥ずかしいと思っていたのですが、リビングにグランドピアノがあるので、ホームコンサートを見てもらっているような感じで配信しようと思ってやってみたのですが、地方に住んでいる方で、なかなかコンサート会場にまで足を運べない方たちも見にきてくれていました。自分の曲も弾きますが、リクエストも多くて、今まで僕が携わってきた歌手の方の曲をリクエストされたり、例えば、由紀さおりさんの歌のイントロを弾いて欲しいとか、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」を弾いてとか、そんな感じです。普通のライブではなく配信ではありますが、また違った形で人と人との繋がりを意識することができて楽しかったですね。
 
日野:
4月からYouTubeを初めました。ピアノを弾きながらカバー曲を歌っているのですが、ソロコンサートでリクエストが多かった曲や、この状況下でも何か元気や癒しを届けられる曲を中心に選曲しています。
新たなことに挑戦することは自分のスキルアップにもなりますし、動画を見て偶然僕を知ってくれた視聴者の方や、ファンの方からも感想やコメントなどを貰えたり、お手紙を戴けるのは本当に何より嬉しいですね。まだまだこれからも色々なことに挑戦しようと思っています。

 
LEN:
僕は4月1日に「未知」というタイトルでフルアルバムをリリースしたのですが、リリースイベントが全て中止になったのでインスタライブを行いました。普段のライブよりファンのひととの距離が近くなったような感じがしてとても楽しかったです。5月31日には僕のバースディライブもZoom配信でやりましたが、チャットでコメントをもらいリクエスト曲を歌ったり、ファンの人たちとチャットで会話をすることができたり、これは普段やるライブとは違って、ファンのひとたちと繋がっている感じを強く受けましたしこれはこれで楽しいなと思いましたので、これからのライブの新たなコンテンツになると思いました。


「未知」MV ♪7月初旬頃まで六本木ヒルズ・テレビ朝日 巨大ビジョンにて放映中です!

 

宮澤さん(Season 2)と夢咲さん(Season 3)は、共にミュージカル『ウエストサイド・ストーリー』のアニータ役でしたが、ミュージカルの役作りではどんなことを心がけていらっしゃいますか。

(※注:新型コロナウイルスの影響により、Season 2は期間途中から、Season 3は全日程の公演が中止となりました。)
 
宮澤:
私は普段あまり役作りはしていなくて、舞台に立つ前の舞台袖に行ったら、さりげなくスイッチが入るタイプなんです。『ウエストサイド・ストーリー』に関しては、劇中にずっと強いコルセットを巻いているのですが、それがもう肺が潰れるくらい痛くて、なので、その着替えの時に衣装さんにそのコルセットを付けてもらうともう何か食べたりもできないし、限られた水分量しか摂ることができなくなるので、コルセットを身に付けた瞬間、「よしやるんだ!」とスイッチが入っていたような気がします(笑)
 
夢咲:
役作りは、初演と再演で全然違うのですが、そうですね〜『ウエストサイド・ストーリー』はすごく沢山の俳優さんが演じられていて、アニータも沢山のかたが演じられているので、そういう役の時は諸先輩方のエッセンスのようなところを勉強して研究しながら自分に取り入れて役作りをしていくことが多いです。初演の作品はそれに似たような映画を見たり資料を集めて勉強します。


(出典: TBS『WEST SIDE STORY in Stage Around』公式サイト)
[Season 2] [Season 3]

 

エリックさん、川島さん、LENさんは共にシンガーソングライターですが、楽曲がひらめく瞬間はどんなときが多いですか。園田さんの作曲についてのお話もお伺いしたいです。

エリック:
普通に掃除しているときとかですね。ダンスしながら掃除機かけたりして。制作期間として、集中してやろうとすると何も降りてこないですね。南米の人は料理イコール音楽みたいなところがあって、サルサとかメレンゲは料理の名前ですし、パンの名前も音楽の名前だったりするし、サボールは音楽が美味しいという意味ですし、だからお料理を作っているときにメロディが降りてきて、慌ててボイスメモを出して録音したり、そんな何気ないときがいいメロディが出てきますね。あとは夢の中で曲が聞こえてくることがありますね。
 
川島:
僕はエリックくんとは反対で追い込まれないと作れないタイプですね。人にお尻を叩かれてやっとギターを持ち出して作るような感じです。歌詞は電車の中が集中できるので山手線を何周も回ったりとか、自分の心が制限されている環境で作ることが多いです。
たまに僕も夢の中で“名曲”ができたりするんですが、起きた時にはすっかり忘れていて、すごく悔しい思いをすることもありますね(笑)
 
LEN:
寝る前やシャワーを浴びているとき。あとは美味しいものを食べているときにメロディが降りてきますね。僕はさだまさしさんが大好きなので、さださんの音楽を一日中聞いていると綺麗なメロディが生まれてくることもあります。自分が好きなことをすると、何かのインスピレーションで、メロディが僕に寄ってくるんですね(笑)

 

 
園田:
曲を書く方はよく降ってくるとか言われますが、僕はそんな風にはならなくて、ピアノに向かって「さあ書くぞ!!」って、気合を入れないとできないです。そういう意味では川島さんと同じですかね。そう言いながらも突然浮かんでくることもありますが。以前、音楽監督をしていたミュージカル『The Circus!』のテーマ曲なんかは、当時、渋谷区に住んでいて、マイナンバーカードを作りに行って区役所で発行を待っている時に浮かんだりしたので、いつ曲が生まれるかは僕にも分からないですね。
編曲はやればやる程良くなると言いますが、作曲はそうとも限りません。常に電波を受診できるような心持ちではいようと思っていますが、作曲に関してはやればやる程わからなくなる側面もあります。だからこそやりがいも感じます。
 

沙央さん、日野さん、宮澤さん、夢咲さんはミュージカルでも大活躍ですが、
今後、演じてみたい役はありますか

沙央:
宝塚歌劇団にいた頃、女性の役は『ロミオとジュリエット』の乳母役や公爵夫人等をさせて頂いたのですが、17年間基本的に男役だったので卒業してから去年などはブリブリの20代の若い女の子の役を演じていたので、もう少し、年相応の年齢に合う役を演じてみたいですね。ねねちゃんみたいに可愛いドレスを着てお姫様も演じてみたいですが(笑)
 
日野:
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを演じたいです。ヴォルガングが歌う「僕こそミュージック」は、僕は音楽が好きで好きで堪らないという気持ちを歌っているのですが、この曲を聞いた瞬間、まさに僕の気持ちそのものだと思ったんです。
それ以外の役でしたら、人間ではない役に挑戦してみたいですね。ミュージカルは非現実を体験できるじゃないですか、例えば、ヴァンパイアとか、トートとか。

 
宮澤:
私はメチャメチャ今風の女の子、例えば、まだギリギリいけるかな〜(笑)学生服を着る役とか、不良っぽい役とか。テレビだともうオファーは来ないと思いますが、舞台やミュージカルの生モノだからこそできる役を演じてみたいですね。伝統的なミュージカルに出演する機会が多かったので、現代風の喋り口調が通じる自然な形のミュージカルとかがいいですね。
 
夢咲:
私はまだ捨てきれない役は『ウエストサイドストーリー』のアニータ役ですが、せめて一回はやりたかったですね。ダンスナンバーが「マンボ」と「アメリカ」が一幕と二幕と分かれていたらまだしも、激しいナンバーが繋がっていて、もうアスリートのように全速力で走って、歌い終わったら、喉に血の味がすると言いながら、ヒールを履いているので足も吊るし、大変な役なんですが、あの苦しみをもう一度味わいたいなと思います!
 

最近、新たにチャレンジしたことはありますか。

エリック:
冷凍できる料理ですね。チマキをおばあちゃんにレシピを聞いて大量に作ったんです。塩卵と言って卵の黄身を使うのですが、塩を水に溶かして、2ヶ月寝かせて、それをチマキにいれるのですが、豚肉をお味噌とお酒を入れた中に寝かせるんです。それを餅米で大量に作るんです。15個を同時に、3時間ボイルするんです。パンもこれから作ります(笑)
 
川島:

最近のInstagramにもアップしましたが、コシノジュンコさんに応援していただいて、コシノさんデザインの浴衣モデルをさせていただきました。20代の頃は56キロしかなくてガリガリだったので、その当時であれば全然似合わなかったと思うんですが、今この歳になり、浴衣も着こなせる年代になってきたのかなと感じています。コシノジュンコさんのファッションショーにもモデルとして参加させていただきました。それが僕にとっての新たなチャレンジですね。

 
沙央:
緊急事態宣言前に、化粧品の開発に携わってほしいという依頼もあり、クリームや化粧品やパッケージからデザインしたり、自分で洗剤もブランド化し、カタログ等も作って、もうすぐ発売するのですが。私生活の中では、今STAY HOMEで出来ることを考えてみたら、腸内環境をリセットしてみようかなと思い、5日間断食をしてみました。こうして良く考えると、この時期だからこそ色々とできる新しい発見や学びもあるもなぁと感じました。でも皆さん、本当に色んなことにチャレンジされていて私ももっと挑戦してみたいと思います。
 
園田:
YouTubeを始めました。BS-TBSでやっている由紀さおりさんの音楽番組の音楽監督を何年かやらせてもらっているのですが、コロナの影響で、そのスタッフさんたちも皆さん仕事がなくなって暇になったから、手伝うよと言ってくださり、撮影やテロップなどをそのスタッフの皆さんにボランティアで手伝っていただいたりもしました。それで、僕もちょっと調子に乗って、由紀さおりさんに電話して「僕、YouTube始めたので、歌いにきてください」と言ったら、本当に歌いに来てくださったんですよ。初回ゲストに由紀さおりさんをお呼びするというメチャクチャ豪華な企画が実現できちゃって。確かにこういう状況だからこそ、出来ることは色々あると思っています。YouTubeは無料で見られるコンテンツなので、これからも肩の力を抜いてやっていこうと思っています。僕ちょっと経歴が変わっていて、進学校の灘校から東大に行ったのですが、再来週、神戸の学習塾にロケに行って、灘中を受験するであろう小学生と算数対決をするという企画にチャレンジしてきます。

 
日野:
僕も園田さんと同じように4月からYouTubeを始めまして、弾き語りを自ら撮影をするのも初めてですし、もちろん編集も初めての経験なので、すごく大変で15時間くらいかかった作品もあります。だから毎日のように撮影編集して公開しているYouTuberさんの凄さを実感しましたね(笑)。あとは、家にいる時間が長いので最近料理をすることが増えました。包丁を研いだことがないなと思い、包丁を研いだら、想像以上に切れ味がよくなってしまい、スポンジで包丁を洗っていたらスポンジが切れてしまうほどの切れ味になりました(笑)
 
宮澤:
私はこの1ヶ月半くらいは、毎日2リットル以上のミネラルウォーターを飲むことを心がけています。今までも水分はよく摂るようにしていましたが、ミネラルはそんなに飲んでいなかったので、それがチャレンジですね(笑)。むくみもなくなり、くらまさんじゃないですが、身体の中がデトックスされているような感じがしますので、この後も続けていこうと思っています。
 
夢咲:
私はアナログ人間でパソコンなどよく分からないのですが、この2ヶ月間、よくリモートの音楽配信のお声をかけていただき、知らないので、チョコチョコと調べながら勉強している感じですね。あとは断捨離をし始めたら結構止まらなくなり、お洋服も仕分けるのですが、凄く整理できたと思うのに、見た目全然変わらないという、全然整理できていないという毎日ですね(笑)


(出典:夢咲ねね Official Instagram)

 
LEN:
僕もYouTubeでutalog(歌ログ)というコンテンツをはじめました。日常の生活風景を録画して音楽を重ねられたりして、YouTubeで発信しています。僕は、大学生の時にコンピューターのソフトウエアが専攻だったので、機械は好きなんですが、ファッションなどはセンスがないので、川島さんやエリックさんや日野さんのようにカッコよくなりたいので、今はファッションを勉強中です(笑)
 

ファンの皆さまにひとこと。

エリック
今大変な状況ですが、早く皆さんにお会いしたいので、それに向けて自分自身のスキルアップをして、ベストな形で皆さんに喜んでもらえる音楽をお届けできるように頑張りますので、9月25日はぜひ皆さんに会いたいです!!お待ちしてまぁ〜す!!
 
川島
この期間中に皆さんの前で歌いたいというパワーが出演者全員、凄く貯まっているので9月25日はそれが一気に放出されて最高のパフォーマンスと愛で溢れる日になると思います。楽しみにしていてください。皆さんと会えるのを楽しみにしています。
 
沙央
愛がテーマのこの《LOVE SONG COVERS》に参加させていただけてとても嬉しいですし、1日しかない今回の公演です。なかなか今は見に出かけるということに勇気がいるかもしれませんが、みんなで最善を尽くして頑張りたいと思いますので、ぜひ観にいらしていただきたいと思います。ぜひ、皆さんお待ちしています。
 
園田
シンガーの皆さんが、いらしてくださった方々の心に刺さるようなLOVE SONGを歌われるのだと、僕自身もすごく楽しみにしています。そして、これだけバラエティに富んだ素晴らしいシンガーが一堂に会して歌うという場面も珍しいので、ピアニスト冥利に尽きますし、僕も楽しみながら演奏して良いコンサートになるように頑張ります。
 
日野
音楽を聴いていただくにも、健康第一です!! 日本中が元気を取り戻すためにも、音楽は必要だと信じています。今まで通りの開催は、いまは難しいかもしれませんが、《LOVE SONG COVERS》で皆さんと明るい笑顔でお会いできるのを僕も楽しみにしています。
 
宮澤
この期間中に私はいま、いっぱいの愛を溜めているので、その愛をこの《LOVE SONG COVERS》でいっぱい発揮できたらいいな〜と思います。そして、皆さんと力を合わせて頑張れたらいいな〜と思っています。
 
夢咲
初めて、皆さんとリモートでお会いできて、本当に素敵な方々とご一緒に歌うことができることが嬉しくて、どんなステージになるのか期待で胸がいっぱいです。LOVE SONGがテーマの愛に溢れたコンサートになるように、今から心の準備をして、素敵なコンサートになるように頑張りますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
 
LEN
今、世界中が大変なときですが、皆さんの心が少しでも和らいで元気になれるよう、思いを込めて素敵なLOVE SONGを歌いますので、どうぞ楽しみに待っていてください、僕も皆さんに会えるのを本当に本当に楽しみにしています。
 

9月25日に開催延期を決定した《LOVE SONG COVERS the WORLD 2020》。アーティストの皆さんとリモート取材で初顔合わせをさせていただきました。本来なら動画のままアップを!と考えたのですが、話が盛り上がり8人も集結するとあっという間に楽しい時間は過ぎ、延々、2時間近くの取材になってしまいました。
ステージや舞台に立つことができなかったSTAY HOME期間中は、アーティストの皆さんにとってもかけがえのない貴重な時間だったのではないかと思います。今はひたすら、ファンの皆さまと最高の笑顔でお目にかかることができますようにと祈るばかりです! 応援どうぞよろしくお願いいたします!!

 
インタビュアー:佐藤美枝子 
2020年6月10日(リモートでインタビューを実施)
許可なく転載・引用することを堅くお断りします。

出演者プロフィール

エリック・フクサキ

川島ケイジ

沙央くらま

日野真一郎(LE VELVETS)

宮澤佐江

夢咲ねね

LEN(レン)

音楽監督:園田 涼

 ※本公演は、新型コロナウイルスの感染拡大状況に伴う、国や自治体から発布される制限事項に従って開催いたします。最新情報は当ホームページにてご確認くださいますようお願いいたします。