インタビュー Vol.91
レディ・ガガと共演!「夢は諦めないで!」と激励された言葉は生涯の宝物
U-key(BOOOST)
小さいころはどんなお子さんでしたか
小中高とバスケットボールやっていて、埼玉県の選抜に選ばれたり、スポーツに夢中になっていました。
小学生の頃に鼻歌を歌っていたら、おばあちゃんにあなた歌下手くそね!って言われて、悔しいので、お風呂で歌ったり、カラオケに行ったりして練習していましたね。
その頃はどんな曲がお好きだったのですか
ジャニーズが好きだったので、確か、KinKi Kidsの歌だったと思います。
ジャニーズに入ろうとは思わなかったのですか
入りたかったのですが、僕のことを誰も推薦してくれるひとがいなかったので(笑)あ〜ダメかと思い、諦めました(爆笑)
それで、僕が小学校6年生くらいだったと思いますが、父はギターが好きで、おばあちゃんの家にエレキのケースがありまして、開けたらギターが入っていて、これ弾けるの?って聞いたら、弾けるよって教えてもらって、父のアコースティックギターも貰ってギターアンプも買って貰ってギターをはじめました。
最初は独学だったのですが、高校2年から3年くらいまで、基礎はヤマハのギタースクールに通い勉強しました。
最初はダンスボーカルユニットからスタートされたのですか
はい、音楽でデビューしたいという夢があったので、大学入学と同時に上京してきて、そこで出会った仲間たちとデビューしまして、楽器演奏というよりもDTM(デスクトップミュージックはパソコンを利用して楽曲制作を行うという音楽制作手法の総称)が好きで、パソコンで曲作りをしたり、友達のラッパーのレコーディングを手伝ったり、MIXしたりを結構やっていました。
最近のことですが、メジャーデビューしたSQUAREHOOD(スクエアフッド)というグループで、一緒にやっていたラッパーの心之助は高校からの同級生なのですが、いまメチャメチャ売れているんですよ。意識しちゃいますね。
僕は、歌をずっと歌っているというよりDTMでの音楽との接し方が多かったので、色んな角度から音楽に接してきたという感じで、音楽との接し方が人とはちょっと変わっているのかもしれませんね。
LINE LIVE presents LIVER AWARDで2018年と2019年2年連続No.1に輝き、LINE LIVEの企画でレディ・ガガさんと共演されましたね
はい! 2018年に公開されたレディ・ガガさん主演映画「アリー/スター誕生」の試写会で、「シャロー」をカバーするというイベントでした。
最初はガガさんと会うというイベントではなかったのですが、ガガさんがその当日、ラスベガス公演のリハーサルがあって来日できなかったので、ファンのひとの中から抽選で選ばれたひとがラスベガスに来て欲しいというサプライズだったのです。それでファン2名とこのイベントで優勝した僕とKIMIKAちゃんの4人でラスベガスのガガさんに会いに行くことになったわけです。
でもガガさんがもし来日していたら、U-keyさんはラスベガスには行けなかったので、良いチャンスでしたね
そうですね。ガガさんは、世界中にファンがいて、TwitterやインスタなどSNSのフォロワーを全部足したら、日本の人口より多いんですよ。本当に夢みたいでした。
ガガさんと初めて対面するときの雰囲気がまるでお友達と会うような親しみを込めた接し方でしたね
警備が物々しくて、会う前は異様な雰囲気だったのですが、実際に対面してみると、優しくて、親近感があって緊張感もほぐれて…。やはり、こういうひとが大勢のひとに愛されるんだな〜と肌で感じました。
LINE LIVEでアップされていない裏のネタでユニークなことはありますか
前もってプレゼントを渡せると聞いていて僕の出身が埼玉県深谷市なので、イメージキャラクターの「ふっかちゃん」のぬいぐるみを渡したら、ガガさんがそれを可愛いって言っていただき、ニュースでも放送されたりして、ガガさんが喜んでくれたのが嬉しかったですね。
あとは、ガガさんと一緒に歌ったときにガガさんが弾いたキーボードのキーが結構違っていて、ヤバいと思いつつ、雰囲気で弾いている感じでしたね〜(笑)
「シャロー」をガガさんとあんなに至近距離で一緒に歌うのは奇跡ですね
歌うのは、ぶっつけのサプライズだったのですが、もしかしたら歌うかもよ!ってスタッフから言われていたので、念の為、喉を温めておかなくちゃと、準備だけはしておきましたが実際に歌ってみて、全身震えましたね。いい経験になりました。
大物とのコラボというと、今度12月にもなんとあのスター錦野旦さんと共演するらしいですね。
そうですね、いろいろなご縁から錦野さんが僕たちのライブを観に来てくださって、僕の声をほめていただき、ダメ元で今度のワンマンライブでのコラボレーションをお願いしたら、快く引き受けていただきました。テレビで見ていたスターなので緊張しますね。
U-Keyさんは埼玉県深谷市出身で渋沢栄一さんの出身と同じですが、BOOOSTオリジナル楽曲「この指とまれ」に「青天を衝け」という歌詞が入っているのは、深谷市と渋沢栄一も意識してつけた歌詞でしょうか
たまたまなんですが、指を空に刺したら青空に向かって刺すので、そのワードを入れました。
願わくば、大河ドラマの主題歌に使って欲しかったですね(笑)
オリジナル曲はどのくらいあるのですか
月に1〜2曲みたいなペースで作っています。作り方としては、ギターのほか、DTMでコードを打ち込んで作曲しています。こういう曲が欲しいとか言われたらそのイメージに合わせて作りますね。
今回は単独のご出演になりますが、基本はバンドBOOOSTのボーカルとしての活動がベースになるのでしょうか
そうですね、ライバーとしてイベントなどに参加することはありますが、こういった公演にひとりで出演させていただくっていうのは初めてじゃないかな。基本はバンドとしてやらせてもらうことが多いんですが、僕たちの活動もまだまだなので、地に足をつけて、BOOOSTという名前の通り、上にあがっていけるような、ブーストできるような活動をしていきたいと思います。
Music is Beautifulではオンライン配信も行いますので、U-keyさんの美しい歌声は、レディ・ガガさんにも届くよう心を込めて歌ってください。最後にファンの皆さまにメッセージをお願いします
歌手のかたは初めてご一緒させていただくかたばかりなので、とても緊張していますが、僕自身、ラブソングや切ない歌が好きなのでMusic is Beautifulを精一杯楽しみながら歌おうと思います。
12月15日,16日@渋谷プレジャープレジャー
★15日ゲスト:西島数博さん ほか
U-keyさんはユーキーさんとお読みします。Music is Beautifulにご出演いただくにあたり、素晴らしいシンガーがいるとのことで、バレエアーティスト西島数博さん一推しのシンガー U-keyさんをご紹介いただきました。
YouTubeチャンネルでお聞きしているとどれもお顔がシルエットになっていて、とてもミステリアスな感じがしたのですが、実際にお会いしてみると、か細い声で静かな語り口が歌のイメージをより一層膨らませてくれるとても魅力的なシンガーだと思いました。
普段はBOOOST(ブースト)というMayさん(b)とGassyさん(g)の3人編成のリードボーカルですが、今回はお一人での参加になります。それぞれのエンターテインメントのフィールドで活躍するほかのキャストさんとどんな化学反応を示してくださるのかとても楽しみです。
ぜひU-keyさんの応援をよろしくお願いいたします。
インタビュアー:佐藤美枝子
カメラマン:間野真由美
メイク:渡部圭依子
取材協力:ZEAL STUDIOS
U-key(BOOOST)
2015年仮面ライダードライブの挿入歌オーディションでバンドを結成。2019年11月バンド名を「Breathing Booost」から「BOOOST」に改名、SNSにも活動の幅を広げLINE LIVEで、“LINE LIVE Presents LIVER AWARD2018・2019”にて2年連続ナンバーワンに輝き、LINE LIVEの企画でレディー・ガガとの共演や映画「糸」の菅田将暉×小松菜奈×亀田誠治審査員によるカラオケオーディションでグランプリを獲得。2020年1月「愛されたい愛されたい」MV再生回数100万回を超え、LINE MUSICリアルタイム1位も獲得。2021年8月には世界最高峰のアイススケートショー「プリンスアイスワールド2021大分公演」のゲストアーティストとして出演。安藤美姫との夢のコラボでyoutube で話題となる。
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※本公演は、新型コロナウイルスの感染拡大状況に伴う、国や自治体から発布される制限事項に従って開催いたします。最新情報は当ホームページにてご確認くださいますようお願いいたします。