見砂和照と東京キューバンボーイズ

1949年、見砂直照(みさごただあき)により結成される。第二次世界大戦後、日本にマンボ旋風が到来。東京キューバンボーイズは一躍ラテンバンドのスターダムへと駆け上がる。以後、マエストロ見砂氏の情熱と完璧主義は、多くのラテンファンや東京キューバンボーイズファンを生み出し、1980年の解散まで30数年間に渡り、日本のラテンビッグバンドの王座に君臨した。結成以来、通算300枚以上のアルバムを発表という金字塔を達成したことは、日本のラテン音楽界、またポピュラー界に、多大な影響を与たことはいうまでもない。また、見砂直照氏は日本でのキューバ音楽の普及、ひいては両国の相互理解の為に尽力し、多大な功績を残した。1982年、キューバ共和国から文化勲章、1983、日本政府から勲四等旭日小綬賞を授与されるなど、“両国友好の永遠のシンボル”と言われた。2005年、子息である見砂和照(みさごかずあき)が直照の遺志を受け継ぎ、『見砂和照と東京キューバンボーイズ』として正式に活動を開始した。2019年には結成70周年を迎えた。
 
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